ものすっごい今更なんですけれども、去年の12/29から今年の1/5くらいまでロンドンに行ってまいりました。理由はUKハードコアが聴きたかったからです(小学生並の動機)
しかも、「よし行くか!」と本格的に思い立ったのが12月の中旬くらい。そこからパスポート取得して旅券とって現地の宿を予約して現地のイベントのチケットを購入して…とかなりの無計画さを披露しての旅となりました。
もちろんツアーなんかも申し込まずの完全場当たり旅行。
「せっかく行ってきたんだし、blogとかに書きたいな~」と思いつつも1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、いつのまにか1月が終わり2月が終わり、寒さも峠を越え、草木も萌え始め、日ごと日ごとに春の到来を感じさせる時期になったものでございます…。要するに書けずじまいだったということです。
そんな訳で、merupoのロンドン一人旅の様子をちょこちょこ思いだしつつ書いていこうかと思います。
まずは関空へ向けて出発!
ということで初めてのラピートさんです。
難波から空港まで簡単に行ける凄いヤツ!値段が高いのが珠に傷だ!
さて、関西国際空港からイギリスのヒースロー空港へ向けて旅立つ訳ですが、調べてみたところ関空からヒースロー空港への直行便というのが存在しない事に気づき驚愕しました。
え?じゃあイギリス行けなくね?と一瞬思いましたが、要は一旦別の空港で乗り換えてイギリスを目指す、という形になるみたいです。
主なルートとして
・関空→羽田→ヒースロー
まずは一旦東京へ行き、そこからヒースロー直行便に乗る方法
・関空→バンコク→ヒースロー
まずはタイへ行き、そこからヒースロー直行便に乗る方法
・関空→ヘルシンキ→ヒースロー
まずはフィンランドへ行き、そこからヒースロー直行便に乗る方法
この3つが主に選択肢として挙げられたのですが、ここでmerupo選手は
・関空→ヘルシンキ→ヒースロー を選択
「フィンランドも行けるなんて、何だか楽しそう!」という余りにも残念過ぎる理由でした。乗換えですぐにヒースローに行っちゃうのにね。
出国手続きを終え、飛行機に乗り込みまずはヘルシンキへ向かいます。
大阪から飛行機で11時間!なげえよ!
やっぱりヨーロッパって遠いなあ、と実感しました。
あ、フィンランド航空で行ったんですがご飯はおいしかったです。
映画は謎の中華映画が観られたので色んな意味で楽しめました。
日本の映画もあったよ!
で、ヘルシンキに着いた後に同じくフィンランド航空にてヒースローへ。
これが大体3時間くらい。途中、空港で迷ってフィンランドから出られなくなりかけたのは内緒です。
そういえば、このヒースロー空港行きの便の中で、入国カードなる物を書かされました。
氏名、国籍、職業、滞在目的なんかを書かされるのですが、そこは英語がからっきしなmerupo選手。「しぐねちゃーってどういう意味だっけ…?」とマジで悩んだりしてました。ひどい話ですね。
悩んだり緊張したりですげー字が汚くなってしまって「あわわこんな字で受付してくれるのかなあ」なんて不安になっていたけれど、隣のおばちゃん(白人)のをチラ見したら僕の字に負けず劣らず汚かったんで安心しました。またまた酷い話ですね。
ヒースロー空港に到着後、先ほど書いた入国カードを受付の人に手渡していくつかの質問を受ける事に。といっても「入国目的は」とか「滞在日数は」とか「宿泊先は決まっているのか」等の簡単な質問だったので「あいむあんちくらいすと」とか「あなーきーいんざゆーけー」と適当にはぐらかしたら入国できました。嘘です。ちゃんと答えました。
さあ、無事に入国できたので、まずはロンドンへ向かいます。
ヒースロー空港とロンドン都心部を結ぶヒースローエクスプレスに乗り込みロンドンのパディントンへ。
そして、パディントンについてからはホテルの最寄り駅であるベイズウォーター駅へ行くため地下鉄へ乗り込みました。
ロンドンの地下鉄は初乗りが現金支払いだと£4:00(今だと大体500円くらい)と、我等が誇るOh Sucker Metroよりも余裕で高額でした。そら暴動も起きるわと思いました。
ただ、1日乗り放題のチケットが1000円くらいで買えるので、観光の際はそちらを使用するとよさげです。
さて、無事にホテルへの最寄り駅へ着いたはいいのですが、そこは未だに心斎橋で迷う程度の方向音痴であるmerupo選手。見事に迷子になってしまいました。地図を見ているはずなのに!
にっちもさっちも行かなくなったので、アラブ系の男前なお兄さんに道を聞いたら一緒に歩いて案内してくれました。ありがとうお兄さん!
無事にホテルにチェックインし、ベッドに倒れこむと現地時間でもう22時くらいに。
シャワーを浴びてそのまま寝てしまいました。
翌日、さあ早速観光だ!と思い立ったはいいものの、あんまり観光名所ばっかり行くのもなー、という謎の感覚に襲われひたすら散歩してました。
大英博物館くらいは行っておいた方がいいかな?と思いつつも「絶対混んでるだろうな」と思うとなんだか尻込みしてしまい、かといってホテルに引きこもるのも勿体無いので地下鉄でいろんな駅で降りてはひたすら歩きました。
冬のイギリスってむちゃくちゃ寒いのかなーと思ってましたが湿度の関係か日本とそんなに変わらないか、むしろこっちのほうが暖かいんじゃ?と思う程度で楽しく散歩してました。
イギリスまで来てそれでいいのかと少し思ったけれど気にしてはいけない。
いや、何の変哲もない街通りなんですけれども、歩いてるだけでテンションあがって楽しかったんですよ。
ひたすら通りを歩いておりました
柿は向こうでも「KAKI」で通じるのね
そして、今回の旅の目的は何といってもこれ
面子が
ARENA ONE – MAIN AUDITORIUM
GAMMER – the Midnight set with MC WHIZZKID
SY & UNKNOWN
TOMMYKNOCKER vs HELLSYSTEM (Italy)
Traxtorm Records / Hardcore Blasters
World Exclusive
KLUBFILLER
CALLY & JUICE
SQUAD-E
JOEY RIOT
MARC SMITH & BRISK
DJ MOB
PETRUCCIO & MODULATE
MCs
WHIZZKID
STORM
WOTSEE
STATIC
SKATTY
SI THE SIGH
ARENA TWO
STYLUS & AUDIOJUNKIE
AL STORM
BRISK (HARD SET)
THUMPA (Freeform Set)
DJ SKEE & MC OFFSIDE
と鬼過ぎました。
会場はボーンマスというロンドンから結構離れた場所なので、ビクトリアから高速バスに乗ろうとしたのですが、高速バス乗り場で待てども待てどもバスが来ない。ひょっとして場所を間違えたのかなーと思うも、同じくボーンマスへ行くというお婆ちゃんと一緒に待っていたので30分ほど待っていたところ、お婆ちゃんの電話に着信が。
会話の内容はよく分からなかったのだけれど「Really?」だの「Oh,my」だのと不穏なワードが飛び出す始末。
結局、お婆ちゃん情報によるとバスの運行がキャンセルというファック過ぎる状況だったので電車のチケットを買ってウォータールーより終電1本前くらいのボーンマス行きの電車へ何とか乗ることに成功。これでイベントに行けてなかったら多分自棄酒コースだったと思うくらい焦ってました。
無事にボーンマスまで着いた後にタクシーで会場へ。最初は「本当にこんな所にクラブあるの?」くらいに田舎な感じの場所でしたが、無事に会場を発見。
イベントの内容は楽しすぎたので逆によく覚えていません←
イベント終了後、帰りのバスで同い年くらいの男の子3人組と拙い英語で話しておりました。
言葉があまり分からなくても、曲のメロディなんかを口ずさむと「あーその曲しってる!いいよねーと返してくれたりして嬉しかったです。話してみるもんですね。
さて、無事に当初の目的を達成した訳ですが、帰国まで時間があるので翌日からは相変わらず散歩したりロンパチごっこをしてました。
London Elektricity feat.AMWE - ロンドンは夜8時 (LON 8PM ⇄ TYO 4AM)
これがやりたかっただけです、はい。
あと、せっかくなんでレコ屋を散策しましたが、残念ながらハードコア関係はあまり見つかりませんでした。その代わりといってはなんですが、Dubstepはそれこそ腐るほどありました。イギリス人Dubstep好き過ぎだろと実感しました。レコード等にかんしては、通販でも十分かなあというのが正直なところです。円高だしね。でも、一心不乱にdigってる人が沢山いて国は違えど皆やることは変わらないんだなあなんてしみじみと思ったり。
今回の旅行で思ったこと。
・飯は言うほど不味くない。でも高い。
フィッシュ&チップスおいしいです。
・人は結構親切
クラブでの写真撮影にも気さくに応じてくましたよ。
あと、こっちが英語苦手だと分かるとゆっくり喋ってくれました。
・エナジードリンクが多い
ロックスターの日本で売ってない味のがおいしかったです。
あと、レッドブルの500ml缶が普通に売られてて狂ってるなーと思いました。
・フィンランドも行きたい
結局、フィンランドには飛行機乗り継ぎの為に1泊しかできなかったので、機会があればフィンランドの観光もしてみたいなーと思いました。その流れでFINRGのイベントとかいけたら最高ですね。
・サルミアッキはおいしい
(ニッコリ
6日程の滞在ですが、長いようであっという間でした。
「人生で1回くらいは行ってみるかー」くらいの気持ちだったのですが、また行ってみたくなってしまうという、案の定というかなんというか。
でも、やっぱり日本に帰ってきてご飯食べたらむちゃくちゃ安心しました。お米おいしい!
なんだかお粗末な〆になってしまいましたが、とりあえずすげえ楽しかったということです、はい。
またいつか行けたらいいな!